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三菱、軽自動車「eKワゴン」「eKカスタム」「eKスペース」の安全機能を強化
三菱自動車は4日、軽自動車「eKシリーズ」の全グレードに「低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM-City)」および「誤発進抑制機能」を採用した予防安全技術「e-Assist」搭載グレードを設定し、販売を開始した。価格は108万円~185万6,520円。
「低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM-City)」は、時速約30キロ以下の低速走行時に、レーザーレーダーが前方車両を検知すると、ブザー音とメーター内の警告灯で注意喚起し、同時に自動ブレーキで衝突の回避または衝突被害の軽減を図る。
「誤発進抑制機能」は、停車時および時速約10キロ以下の走行時に、レーザーレーダーが前方約4メートル以内に車両や障害物を検知している場合、踏み間違いなどの操作ミスによって、アクセルペダルを踏み込んだとしても、ブザー音と警告灯で危険を知らせるとともに、エンジン出力を抑制。発進自体をゆるやかにしようというものである。
「e-Assist」システム搭載車に標準装備される「アクティブスタビリティコントロール(ASC)」は、滑りやすい路面での走行や急なハンドル操作などで発生する車両の不安定な動きや車輪のスリップを感知することで、ブレーキがかかるとともに、エンジン出力を自動的にコントロールすることで、安定した走行をサポートする。
昨年6月の発売以来、運転のしやすさと優れた燃費性能で好評の「eKワゴン」「eKカスタム」は、11月末までに累計約6万9,000台を販売。2月には「eKスペース」が発売され、同じく累計販売台数は約2万2,500台となっている。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)
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