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「大麻使用後の運転」を取り締まるために呼気からの大麻成分測定器が開発される
あるAnonymous Coward 曰く、 米ワシントン州立大学で呼気中の大麻成分測定器が開発されているそうだ(The News Tribune、Slashdot)。
ワシントン州では2012年に成人用嗜好品としての大麻使用が合法化されたが、その後大麻の影響下での運転が問題となっているそうだ。法律が施行されてから丸1年たった2013年に行われたテストでは血液サンプル数の4分の1が大麻陽性だったとのこと。
大麻の主な有効成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)が血液1mlあたり5ナノグラム以上検出される状態で運転した場合、ワシントン州法では90日以上の免許停止が直ちに執行されるとのこと。しかし今のところアルコールの呼気測定器のように警察官などが簡易的に使える機器はなく、THCの血中濃度判定には血液検査をするしかないという。
研究者らはイオン移動度分光分析という技術を用いて被験者の呼気中のTHCを検出することに成功したとのことだが、現在開発中の測定器では呼気中のTHCの有無のみを検出し、実際の血中濃度推定には至らないという。しかし検問などでの誤判定を防ぐなど実用化されれば非常に有益と考えられるとのことだ。
THCを含む呼気のプロトタイプを用いた臨床試験は2014年内に終了する予定であり、来年からは実際の呼気を用いての臨床試験を開始するとのことだ。
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