イタリアでの火山予知失敗による過失致死判決、逆転無罪

2014年11月12日 16:58

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 2009年4月に発生したイタリア中部での大地震についてその危険性を警告しなかったとして、地震学者ら7人が過失致死の有罪判決を受けていた裁判で、被災地ライクラの上級裁判所が被告ら6名に対し逆転無罪の判決を下したそうだ(AFPBB NewsSlashdot)。

 もう1人の被告については一部の罪状について有罪判決が下ったが、禁錮6年から2年へと減刑され執行猶予もついたとのこと。またこの判決は犯罪記録に残らないものだという。

 2012年に一審の判決が下された際は、これでは告訴を恐れて地震予知ができなくなるとの批判や懸念の声が科学界から挙がっていた。今回の逆転判決を受け、イタリア国立地球物理学火山学研究所のステファノ・グレスタ所長は「イタリア科学界全体の信頼が回復された」との声明を発表しているとのこと。

 なお、検察側は判決を不服として最高裁へ上告するとみられている。

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