Xperiaにbaiduのスパイウェアが入っているという疑惑に対しSony側が理由を説明

2014年11月7日 16:18

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 先日、一部のXperiaで「baidu」という名前が付いたフォルダが勝手に生成されることが明らかになり、スパイウェアが入っているのではないかと議論になっていた(Xperiaにbaiduのスパイウェアが入っているという疑惑が持ち上がる)。現在ではこの問題を修正するアップデートが配布されており、問題はひとまず収束しているのだが、なぜこのような挙動が発生したのかについて、Sony MobileがAndroid Headlinesに回答したという(すまほん!!)。

 背景についてはすまほん!!の別記事で説明されているが、Xperiaには端末を紛失した際に、端末を遠隔から操作し、GPSを使ってその位置情報を調べる機能が搭載されている。これにはGoogleの「Google Cloud Messaging」という機能が使われているが、中国ではGoogleのサービスを利用できないので、代わりにBaiduのサービスを使って同じ機能を実現しているという。そのため、「baidu」フォルダが自動で作成されることになるのだそうだ。なお、Sony側はbaiduへの個人情報の送信は行っていないとしている。

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