SpaceXのFalcon 9ロケット、次回打ち上げでは桟橋への着陸を計画

2014年10月29日 17:18

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記事提供元:スラド

Anamesoncraft 曰く、 民間宇宙開発企業SpaceX開発しているロケット「Falcon 9」は、打ち上げコスト削減のため打ち上げ後のロケットを回収して再利用することを計画している。これに向けて、今年12月に予定されている次回打ち上げではロケットの第1弾を大西洋上に浮かべたプラットフォーム(浮桟橋)上に着陸させる試験を行うという(sorae.jpMIT Technology Review)。

 Falcon 9による衛星やドラゴン補給機の打ち上げはすでに成功しているが、打ち上げ後の機体の再使用できる形での回収については未だ実験段階であり、洋上への着水前に逆噴射を行ったり、着陸脚を使用する試験が行われていた。現在、90×50メートルサイズのプラットフォームの建造が進められているという。

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