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疲れ目患者が急増中! 対策は大丈夫?
IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社が発表した「国内携帯電話、およびスマートフォン端末の2014年第2四半期(4~6月)の出荷台数」によると、2014年第2四半期の国内携帯電話出荷台数(スマートフォンと従来型携帯電話の合計)は、前年同期比12.7%減の737万台、国内スマートフォン出荷台数は前年同期比24.6%減の492万台で、共に前四半期に続き2四半期連続のマイナス成長となったことが分かった。とはいえ、スマートフォンの普及率が減少したというわけではない。
総務省が今年7月に発表した2014年版の情報通信白書によると、今年3月の時点で日本のスマートフォンの保有率は53.5%となっている。スマホの普及率が90%を越える韓国やシンガポールなどとは比べるべくもないが、驚くべき普及率であることに違いは無い。
スマートフォンやタブレットの普及に比例して社会問題化しているのが「疲れ目」だ。ただでさえ、オフィスでPCやタブレットを使う機会が増えているのに、休み時間や通勤通学の電車、バスの中ですらスマホの画面を見ているようでは、目の休まるヒマがない。
疲れ目対策としては、まず第一に目を休めること、そして充分な睡眠をとることが重要だが、忙しくて生活が不規則な現代人には、それすらも難しい。
そこで、少しでも目の疲れを和らげようという疲れ目対策製品が、各分野で人気を集めている。例えば、メガネ業界では、大手メガネチェーンのJINS(ジェイアイエヌ<3046>)やZoffは、モニターから発せられるブルーライトをカットして疲れ目を軽減する、いわゆる「PCメガネ」を発売してヒットを飛ばしているし、花王も同社が展開するヘルスケアブランド「めぐりズム」から、蒸気の力で疲れた目を温めて癒すアイマスク「蒸気でホットアイマスク」を発売し、大手通販サイトなどでも販売上位を誇る人気商品となっている。
様々な疲れ目商品が発売される中、定番であり、やはり一番頼れる疲れ目グッズといえば、目薬ではないだろうか。日本の目薬ブランドの老舗であるロート製薬株式会社<4527>でも当然、疲れ目市場には力を入れており、今年50周年を迎える同社の看板目薬であるV・ロートブランドの新製品として、つらい疲れ目に効く有効成分はそのままに、快適なさし心地を実現した「ロートV11マイルド」を10月から新発売している。同製品の一番の特長は、その名の通り、マイルドなさし心地だ。これまでからも、清涼感よりもマイルドな指し心地を望むユーザーの声は把握していたものの、有効成分の量とさし心地の快適さを両立させるのは容易ではなかった。しかし、今回の新製品では同社の技術と研究の成果として、目の疲れを癒し、ピント調節機能の低下、炎症、かゆみ、栄養不足に効果がある有効成分を11種も配合しつつ、しみない・やさしいマイルドなさし心地を実現している。
目の疲れは、軽視しがちだが、放っておくと眼精疲労や視力低下にも?がる症状だ。ほかの病気同様、早期の対策が被害の拡大を防ぐ。とくに眼精疲労はうつ病などの原因になるとも言われている。忙しいからといって放っておくのではなく、目薬や対策グッズを使って、日頃からのケアを心掛けたいものだ。(編集担当:藤原伊織)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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