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米政府、インフルエンザウイルスなどを改変する研究への支援を止める方針
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 今年7月、米ウィスコンシン大学の河岡義裕教授が鳥インフルエンザウイルス「H1N1」に対し遺伝子操作を行い、人間の免疫系では防げないウイルスを作成したことが話題になっていたが、米政府は10月17日、このような変異ウイルスの作成に対する研究資金をカットすることを発表した(GIZMODO、ホワイトハウス)。さらに政府からの資金を得ていない研究者に対しても、自発的に研究をやめるように命じているという。
このような変異ウイルスは、悪用された場合や何らかのミスでラボから自然界に放出されてしまった場合の悪影響の大きさから懸念されている。
いっぽう、これらの研究ではウイルス変質の過程を人為的に発生させることで、ウイルスが自然変質する段階を見極めて防衛策をあらかじめ講じることができるという意義がある。インフルエンザをコントロールできれば養鶏場などの巨額の損失を未然に防ぐことができるとしている(GIGAZINE)。
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