3Dプリンタで発砲能力のある銃器を作成した男性に懲役2年の実刑判決

2014年10月22日 13:12

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 今年5月、3Dプリンタで拳銃を製作していた男性が逮捕された事件の判決が言い渡された。内容は懲役2年の実刑判決。

 銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)によると、拳銃の所持については「一年以上十年以下の懲役」と罰則が定められている。また、武器等製造法によると、銃砲の製造に対しては「三年以上の有期懲役」という罰則が定められている。

 とはいえ、刑事事件においては殺人などの重い罪でなく(懲役3年未満)、かつ初犯の場合多くは執行猶予になると言われている。今回執行猶予が付かない実刑判決となったのは、模倣が容易であるという判断によるもののようだ。

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