アップル、厚さ6.1mmに薄型化した「iPad Air 2」を発表

　アップルは17日(日本時間)、薄型タブレット「iPad Air」の新モデル「iPad Air 2」を発表し、18日(日本時間)から公式サイト「Apple Online Store」での注文を受け付けると発表した。価格は、Wi-Fi版が16GBモデル53,800円、64GBモデル64,800円、128GBモデル75,800円で、Wi-Fi / LTE版が16GBモデル67,800円、64GBモデル78,800円、128GBモデル89,800円(いずれも税抜)。色は、ゴールド、シルバー、スペースグレイの3種類。

　新モデルは、従来モデルより1.4mm薄くなった。また、Wi-Fi版で32g、Wi-Fi / LTE版で34gの軽量化を実現した。

　また、チップに処理速度を4割向上させた「A8X」チップと、「M8」モーションセンサーを採用した。このほか、指紋認証システム「Touch ID」、IEEE 802.11ac対応のWi-Fi、気圧計、画素数向上、スローモーション撮影対応の約800万画素背面カメラを搭載した。さらに、ディスプレイには新たに反射防止コーティングが施されるなどの改良が行われた。

　サイズは幅169.5×奥行240 ×厚さ6.1(mm)で、質量はWi-Fi版が437g、Wi-Fi / LTE版が444g。ディスプレイはQXGA(2,048×1,536ドット)の9.7インチIPS液晶。カメラ画素数は背面約800万画素、前面約120万画素。電池駆動時間はWi‑Fi利用時は最大10時間、LTEなどの携帯電話回線利用時は最大9時間。

　なお、「Touch ID」と新色の「ゴールド」を追加するなどの変更を行った「iPad mini 3」も発売する。Wi-Fi版が16GBモデル42,800円、64GBモデル53,800円、128GBモデル64,800円で、Wi-Fi / LTE版が16GBモデル56,800円、64GBモデル67,800円、128GBモデル78,800円(いずれも税抜)。（記事：松本 茂樹・記事一覧を見る）