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慶應大、きめ細やかな力加減まで再現可能なヘルスケアロボットを開発
慶応義塾大学の桂誠一郎准教授は、リハビリテーションやマッサージなどのケアをおこなう際の動作を、きめ細やかな力加減まで含めて忠実に再現できるヘルスケアロボットを開発することに成功した。
日本では少子高齢化が進んでおり、介護スタッフ不足を補うためのヘルスケアロボット開発が望まれている。今回の研究では、動作を入力するマスタシステムと、身体に直接触れて入力された動作を再現するスレーブシステムから構成されるヘルスケアロボットを開発した。その結果、マスタシステムで行った手の動きや細かな力加減をスレーブシステムに伝え、動作を再現することが可能になった。
今後は、作業療法士の動作データを自宅で再現したり、リハビリテーションの効果を定量的に測定したりすることで、新しいヘルスケアのあり方が実現できると期待されている。
なお、本研究成果は10月7日~11日に幕張メッセで開催される最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」で展示・デモンストレーションがおこなわれる。
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