シャープ、米国でエネルギーマネジメントシステムを発売 電気料金の削減に貢献

2014年10月3日 17:26

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シャープが米国で販売している蓄電池を利用したエネルギーマネジメントシステムの概要を示す図(同社発表資料より)

シャープが米国で販売している蓄電池を利用したエネルギーマネジメントシステムの概要を示す図(同社発表資料より)[写真拡大]

 シャープは3日、米国販売子会社のSharp Electronics Corporationが、蓄電池を利用したエネルギーマネジメントシステムを米カリフォルニア州で7月に発売し、10月7日から国内で開催される「CEATEC JAPAN 2014」に出展すると発表した。

 同システムは、米国のシャープアメリカ研究所で開発し、ビルなどの商業施設向けに発売した。過去の電力使用実績などから消費電力の変動を予測し、電力需要の上昇に合わせて蓄電池に充電した電力を放電することにより、需要電力のピークを下げることができる。

 一定期間内の最大需要電力に応じて課金されるデマンド料金制度を採用している商業施設などでは、電気料金の削減が期待できる。

 同社は、米国で同システムの普及を図り、エネルギーシステムソリューション事業の拡大を目指すとしている。

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