関連記事
富山化学工業の抗インフルエンザウイルス薬、フランスでエボラ出血熱の治療用として投与
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward のタレこみより。富士フイルムは26日、グループ企業の富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠200mg(一般名: ファビピラビル)」が、エボラ出血熱の治療のためにフランスの病院で投与されたことを発表した(ニュースリリース)。
アビガン錠は日本で抗インフルエンザウイルス薬として3月に薬事承認を取得しているが、エボラ出血熱にも効果があるのではないかと指摘されている(過去記事)。今回、フランス医薬品・保健製品安全庁(ANSM)から富士フイルムに対して依頼があり、日本政府と協議の上で緊急対応としてアビガン錠の提供が行われたとのこと。投与されたのはリベリアで医療活動に従事中、エボラ出血熱ウイルスへの感染が判明してフランスに移送されたフランス人看護師。19日にアビガン錠と他の未承認医薬品を併用した治療を開始しており、25日時点でもアビガン錠を服用しているとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | 医療
関連ストーリー:
世界保健機関、エボラ出血熱感染者数が最悪の場合2万人を超えると予想 2014年09月01日
リベリアのエボラ熱感染者隔離施設が襲撃される 2014年08月20日
リベリアでエボラ熱に感染した2名に対し、実験薬の「Zmapp血清」が投与される 2014年08月08日
アフリカで感染したエボラ出血熱感染者2名、米国に移送され治療へ 2014年08月05日
エボラ出血熱の流行が拡大中 2014年07月28日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク