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米FCC委員長、10Mbps以下のインターネットサービスに補助金を支給すべきではないと主張
taraiok 曰く、 米下院中小企業委員会の公聴会に出席した連邦通信委員会(FCC)のTom Wheeler委員長は、4Mbpsはブロードバンドと呼ぶにはあまりに遅く、インターネットサービスのための補助金を受けるには少なくとも10Mbpsの速度が必要であるとの見解を改めて示したそうだ(Ars Technicaの記事、本家/.)。
FCCはブロードバンドと定義されるダウンストリームの最低速度を現在の4Mbpsから10Mbpsに引き上げることを提案しているが、ISPのAT&TやVerizonは4Mbpsで十分と主張し、提案を取り下げるように求めている(過去記事)。しかし、Wheeler委員長はプライムタイムにおけるインターネットトラフィックの60%を占める動画は4~5Mbpsのビットレートであり、4Mbpsは21世紀に必要な速度とはいえないと主張。ユニバーサルサービスのための基金を使い、基準以下のサービスに補助金を支給し続ける過ちを犯してはならないと述べ、状況が年内に改善されることを期待しているという。
ブロードバンドの基準速度が引き上げられた場合、補助金を受けているISPは整備の遅れがちな農村部などのネットワーク高速化を提供する必要が生じる。
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