ACCESSとケイ・オプティコム、ランナー向けメガネ型ウェアラブル端末用アプリ「グラッソン」を開発

　ACCESSとケイ・オプティコムは19日、メガネ型ウェアラブル端末を使ってマラソンランナーに情報を配信するアプリケーション「グラッソン」を開発したと発表した。両社は、10月26日に開催予定の大阪市で開催予定の「大阪マラソン2014」で、テストランナーに、ソニーが19日に発表したメガネ型ウェアラブル端末「SmartEyeglass（スマートアイグラス）」を装着させ、フルマラソンでの実証試験を行う予定。

　本アプリでは、ACCESSの位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS Beacon Framework（ABF）」に加えて、ケイ・オプティコムが「大阪マラソン2011」から提供してきた定点カメラ映像からのランナー映像の検索が可能なサービス「ランナーズ・アイ」および大阪マラソン公式アプリ「ハシログ」を組み合わせた。

　実証試験では、「SmartEyeglass」に、「ランナーズ・アイ」の機能を使って、5kmごとに、「通過時刻」、「ネットタイム」、「グロスタイム」、「区間タイム」、「通過時の順位」を表示します。また、「ハシログ」の機能を使って、1kmごとに、「走行時間」、「走行距離」、「平均速度」、「平均ペース」、「消費カロリー」を表示するという。また、「ランナーズ・アイ」や、TwitterやFacebookに投稿された応援メッセージを配信する。さらに、「ABF」のBeacon機能を活用し、Beacon設置ポイント通過時に周辺の観光情報やトイレの情報を配信するという。（記事：松本 茂樹・記事一覧を見る）