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中国で小脳の無い女性が見つかる
記事提供元:スラド
Hamo73 曰く、 中国でめまいと吐き気を訴える女性を診察したところ、生まれつき小脳が無かったことが判明したという(GIZMODE、Brain/Oxford Journal)。
小脳には知覚と運動機能を統合する機能がある。障害があると平衡感覚が乱れ、精密な運動ができなくなったり真っ直ぐ歩けなくなったりする。小脳形成不全、小脳萎縮症など先天的に障害を持つ子どもも少なくないが、この女性のように小脳が完全に存在しない症状はごく少なく、報告されている症例は彼女を含めて9例しかないという。
家族の話によると、彼女は4歳まで手助けなしに立つことができず、6歳まで明瞭に話すことができず、7歳まで手助けなしに歩くことができなかったとのこと。学校に通ったこともなく、現在までずっと真っ直ぐ歩くことができないそうだ。吐き気はここ1ヶ月ほどの症状である。
驚くべきことに、彼女はこのような生活の中でも結婚し、娘を1人出産している。妊娠・出産には問題はなく、娘の脳にも異常は見られないそうだ。
ただ残念ながら、今までの症例から考えて、彼女はそう長くは生きられないと見られる。
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