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【今日の言葉】カルパースの判断は無視できない
記事提供元:日本インタビュ新聞社
『カルパースの判断は無視できない』=カルパース(カリフォルニア州職員年金基金)が、このほどヘッジファンドに対し4300億円分の運用を停止することが明らかとなった。積極的かつ堅実な運用方針で知られるカルパースが米国株中心に株式に対する運用姿勢を慎重に切り換えたことでNYダウのピークアウトを真剣に頭に入れておかなくてはいけないようだ、との受け止めとなっている。
足元では好調な米国景気・企業々績だが、低金利・金融緩和が終わり、金利引上げの局面を向かえようとしており、景気の屈折点は遠くない時期に到来することが予想される。さらに、純相場的に見てもNYダウは2009年3月の6469ドルを起点として5年半上昇、上昇率も約2.6倍に達している。そろそろ、本格的な調整があってもおかしくない時期に来ていることは否定できない。
金利上昇に向かうアメリカに対し低金利継続の日本とでは大きい違いがあるが、しかし、NYダウが調整入りすれば日本株独自で上げるだけの力があるかどうかは不透明である。日本は預貯金から投資への時代を迎えているが、株投資には積極姿勢の中にも慎重姿勢は持っておくところだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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