OpenBSD向けにsystemd互換ラッパーを開発する動き

2014年9月8日 17:27

印刷

記事提供元:スラド

i12bhdn 曰く、 ある学生が、systemdに対するシステムコールを受けとり、その振る舞いをエミュレートするD-Busデーモンの開発に取り組んでいるという。systemdはBSDプラットフォームをサポートしていないが、この「エミュレータ」はBSD環境でsystemd互換のシステムを提供することを目的としているという(PhoronixFreeBSD Wiki Graphicsにおけるxorg-server、DBus、systemdに関する現状解釈)。

 Phoronixの記事を「ざっと」流し読みした限りでは、学生開発者のIan Sutton氏がメンターのAntoine Jacoutot氏とLandry Breuil氏による指導のもと、Google SOC2014でこのプロジェクトを遂行した、とのことです(Google SOCの当該プロジェクト)。

 自分にはとても手がけられないもので、どなたかがやってくれればな、とおそるおそる願っていましたが、手を挙げた方がいらっしゃって本当にありがたいです。

 スラッシュドットのコメントを読む | オープンソースセクション | オープンソース | BSD

 関連ストーリー:
OpenSSLからフォークした「LibreSSL」ポータブル版リリース 2014年07月14日
Linus Torvalds氏、systemdに対し怒る 2014年04月04日
X.Org 7.3 Released 2007年09月08日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事