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LINEモールにグループ購入などの新機能導入
無料で通話やメールができること、また「スタンプ」などによりメッセージをデコレーションできることが受けて、若者を中心に圧倒的な普及率をみせる無料通話・メールアプリ「LINE(ライン)」だが、その「LINE」を運営するLINE株式会社が27日、ネット通販サービス「LINE MALL(モール)」に新たな機能を導入させると発表。それにより、グループでの購入や友人に購入した商品をプレゼントすることなどが行えるようになった。
新たに追加された機能であるグループ購入、そしてギフトの送付など、これらはすべて「LINE」の機能を活かした仕様となっている。グループ購入では「LINE」でつながっている友人たちなどに共同での商品購入を呼びかけると、最大で半額まで値引きされ、決済や配送は個別に行うことができる。こちらのグループ購入サービスは28日より開始されている。
また「LINE」を通じて友人に購入した商品をプレゼントすることのできる機能も追加させると発表。グループ購入機能と連動させることで、「LINE MALL」上の商品を複数人で購入し、それを特定の友人にプレゼントするといったことができるようになる。
そのほか、産地直送の生鮮食品などを購入することのできる「LINEマルシェ」や、セレクトショップを運営している企業が、「LINE MALL」上に店舗を持つことのできる「LINEセレクト」などの機能も追加されるという。「LINEマルシェ」「LINE MALL」ともに年内のサービス開始を予定している。
さらには、クリエイターの作品販売を支援する「LINEクリエイターズモール」といったサービスも開始する。LINE株式会社はこうしてクリエイターの活動を支援することで、LINE発となるブランドを作っていきたいとしている。
LINE株式会社としては、「LINE」の特性を活かす施策により販路を拡大させることで、競合する米アマゾン・ドット・コムや楽天<4577>などに対抗したい考えだ。
LINE株式会社は、売上の約4割をスマートフォン(多機能携帯電話)向けのゲームでの課金収入に頼っている。こうした状況を改善すべく事業の多角化に取り組み続けているが、今回の新機能導入も、その一環であると思われる。(編集担当:滝川幸平)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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