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リベリアのエボラ熱感染者隔離施設が襲撃される
danceman 曰く、 16日、エボラ出血熱による死者数が既に400人を超えているリベリアで、首都モンロビアの感染者隔離施設が襲撃された。施設内の食糧や医療用品が略奪され、患者が連れ去られたとのこと(BBC 、Slashdot)。
リベリアの保健衛生当局によれば、襲撃後、施設に収容されていた29人の患者は他の医療施設に搬送されたとのことだが、ジャーナリストのJina Moore氏は、襲撃中に17人が施設から逃げ出し、10人が親族に連れ去られたと伝えている。また、襲撃の間に17人が逃げ出し、3人が親族に連れ去られ、残りの9人は襲撃の4日前に亡くなっていたとする報告もあり、情報が錯綜している。
現地警察の話によれば、襲撃の際に、血痕のついたマットレスや寝具、医療用品が略奪されたとのこと。エボラ出血熱は、エボラ患者の体液(血液や分泌物、排泄物など)との接触により感染が広がることから、こうした略奪行為がますます感染を拡大させてしまう可能性があるという。
隔離施設を襲撃した群衆は、エボラ熱の流行はデマであると考えており、隔離施設が住居の近隣に設置されたことに憤っていたようだ。こん棒を片手に、エレン・ジョンソン・サーリーフ大統領を罵倒し、「エボラ熱なんてない」と叫でいたという。
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