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ティンバーレイク、会場にいた自閉症の男の子のため誕生日プレゼント
ジャスティン・ティンバーレイクが最新ツアーの公演途中で、自閉症の男の子のためにバースデーソングを歌ったことが明らかになった。男の子にとっては一生の思い出となるバースデーギフトだろう。
母親マリカ・ローゼンタール・デランはウェブサイト“The Manifest Station”への投稿にて、息子ジュリアンの8歳の誕生日の願いは、ティンバーレイクのコンサートを見に行くことと綴っていた。両親はその願いを叶えるため8月11日、フェルトの帽子と蝶ネクタイ姿のまるでティンバーレイクのようなジュリアンを、カリフォルニア州サンノゼのSAPセンターでのコンサートに連れて行った。
母親はショーの間、興奮したジュリアンが「僕の誕生日! 僕のプレゼント! 大好きだよJT!」と繰り返し叫んだり歌っていたため、隣の席の“モデル風の女の子たち”を困らせているのではないかと心配したと綴っている。しかし、それより先に周囲の観客たちはステージ上のティンバーレイクの注意を引きつける助けをし、ついにはティンバーレイクがアリーナの観衆をリードしてジュリアンのために「ハッピー・バースデー」を歌うことになったのだ。
ショーが終わると、ジュリアンは声を掛けられた全員とハイタッチやフィストバンプ(拳を合わせる行為)をしたため、会場の外に出るのに1時間以上もかかったという。母親は「息子に対する世間の反応について、私は間違った考えを持っていました。教えて頂きありがとうございます。彼の障害の部分ではなく、彼自身を見てくれたことに感謝します」と、自閉症の子を持つ母の気持ちを綴っている。
喜びに満ちたジュリアンの笑顔が示す通り、彼はしばらくの間、この誕生日の出来事を忘れないだろう。
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※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。
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