米国で起きた殺人・死体遺棄事件の犯人、Siriに遺体の隠し場所を尋ねる

2014年8月14日 18:33

印刷

記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 殺人事件の容疑者が、遺体の隠し場所をSiriに尋ねていたことが裁判で明らかになったそうだ(Network WorldSlashdot)。

 当時フロリダ大学の学生だったという容疑者は2012年、元交際相手をめぐり口論となった当時のルームメイトを絞殺したとされている。遺体の処置に困ったのか、容疑者はルームメイトの隠し場所をSiriに尋ねていたとのこと。

 このような類いの問いに対しSiriは「面白いですね」と返すことが多いそうだが、当時Siriは「どのような場所をお探しでしょうか?沼、貯水池、鋳造所、ゴミ捨て場」と隠し場所の候補を上げたという。

 容疑者はSiriのアドバイスを余所に自身のアパートの近くの森に遺体を埋めたとのこと。なお、Siriに隠し場所を質問していたのと同時期にiPhoneの懐中電灯アプリケーションを9回起動していたことも分かっており、状況から遺体を遺棄する際の明かりとして使用していたと考えられるとのことだ。

 スラッシュドットのコメントを読む | アップルセクション | 犯罪 | iPhone

 関連ストーリー:
Google検索のオートコンプリート機能、違法な薬物入手につながると非難される 2013年06月25日
Siriに話した内容は最大2年間保存される 2013年04月21日
警察は Google をプリコグとして使用できるか? 2012年06月11日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事