オンラインゲームのチート使用で書類送検、今後も同様の事案は続くか

2014年7月29日 12:49

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 先日、ゲームのチート行為で書類送検という事案が話題になった。「サドンアタック」というオンラインゲームでチート行為を行っていた少年3人が、電子計算機損壊等業務妨害容疑で書類送検された、というものだが、これについて日本オンラインゲーム協会が神奈川県警と共同で説明会を行ったそうだ。その模様が、4Gamerで取り上げられている。

 記事ではいくつか興味深い話が出ている。まず1つは書類送検された少年のうち1人は自宅にネット環境がなく、近所の無線LANを使ってチートやゲームのプレイを行っていたという点。

 また、今回は「電子計算機損壊等業務妨害」という容疑だったが、著作権法や不正指令電磁的記録に関する罪(いわゆるウイルス罪)、不正競争防止法などでの摘発の可能性もあったそうだ。これらは親告罪ではないため、オンラインゲームの運営者からの告発がなくとも捜査対象になる可能性があるということになる。

 今回の事件では書類送検された少年らがアフィリエイトやチートツールの販売で利益を得ており、また有料のアイテムを課金なしに使用していたが、そういった金銭的な不正がない場合でも、書類送検や逮捕に至る可能性もあるようだ。

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