もし地球が立方体だったら?

2014年7月28日 12:55

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 日本科学協会が、「Cubic Earth もしも地球が立方体だったら」という動画を公開している。

 前提条件としては、

 立方体地球の一辺の長さは10,000 km。内部の物質は、実際の地球を構成する物質とほぼ同じ。また自己重力で角が崩壊することはないものとする。 
 太陽と立方体地球の距離は、実際の地球と同じ距離(1億5,000万 km)。公転周期も同じ。自転軸は実際の地球と同様に23.4°傾き、約24時間(正確には23時間56分)の周期で自転している。 
 自転軸は立方体の中心と正方形の中心を結ぶ直線。 
 立方体の地球に存在する大気は、実際の地球に存在する大気と同じ質量で、大気組成も実際の地球と同じ。大気は、地球の6つの面に均等に分配。 
 立方体の地球に存在する海洋は、実際の地球に存在する海洋と同じ質量。立方体地球での海洋は、1つの側面にだけ存在することとする。 というものだ。

 以上のような環境ではいったいどのような「地球」になるのか? 重力はどのように働くだろうか? 気象は? 気候はどうなる? 植生はどうか?

 これは日本科学協会が専門家の監修を受けながら想定したもので、「基礎科学全般について、一般の方々に興味を持って学習していただくことを目的に制作された」ものだとか。

 こんな立方体地球に住んでいたら別の面に行くためには酸素ボンベの準備が必要(大気は各面の中央部に降り積もってしまうので辺の部分は真空)とか、人工衛星を打ち上げるには真空の辺縁部までロケット持ってけば便利だとか、いろいろと妄想がはかどってしまう。スラド諸兄諸姉はこんな地球に住んでいたらどんな生活をするだろうか?

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