大気汚染物質を手がかりに地球外生命体を探索する試み

2014年7月24日 17:46

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記事提供元:スラド

danceman 曰く、 ハーバード・スミソニアン天体物理学センターが地球外知的生命体を探索する新たなアプローチとして、特定の汚染物質を検出する方法を発表したそうだ(SlashdotNetwork World)。

 もし知的生命体が地球圏外のどこかにいるならば、地球に住む人間と同様に大気を汚染しているに違いないという考えが元になっており、宇宙で大気汚染物質を検出できれば、地球外知的生命体を探し出すことができるだろう、というアイデア。

 実際、2018年に打ち上げが予定されているハッブル宇宙望遠鏡の後継機「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」では、テトラフルオロメタン(CF4)およびトリクロロフルオロメタン(CFC11)の2種類のフロンを検出することが可能だという。これらは人工的に発生されたフロン類の中でも最も検出しやすいそうだ。

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