地球の磁場、数百年後には反転する可能性

2014年7月18日 14:31

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、  WIREDの記事によれば、地球の磁極の反転が従来の予測よりかなり早く起きる可能性があるという。

 地球の磁場は、太陽から吹き寄せる放射線からわれわれを守っている。欧州宇宙機関(ESA)の報告によると、地球の磁場はこの6か月間、当初の予測の10倍のスピードで弱まり続けているという。これは従来の「100年で5%」という予測をかなり上回り、約2,000年後とされてきた地球の磁極の反転がかなり早く起きるかもしれないことを示唆している。

 それでも磁極の反転には数百年、あるいは1,000年はかかると見られている。また、過去の磁極の反転が、当時の生物に大量絶滅や放射線による損傷をもたらしたという証拠もない。電力網と通信ネットワークは大変なことになるかもしれないが、人類は無傷で切り抜けるはずだ、とのこと。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | テクノロジー | 地球

 関連ストーリー:
民間での電磁パルス対策は必要か 2014年04月25日
太陽の異変で地球が寒冷化される? 2013年11月22日
太陽磁場の反転、数カ月後に迫る 2013年08月16日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事