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米政府、「米国内に保存されていないデータについても米政府の要求があれば提出せよ」と主張
記事提供元:スラド
insiderman 曰く、 米政府が、「米国内でなんらかの活動をしている企業は、令状などがあればその企業が保存しているデータを当局に提出しなければならず、たとえそのデータが米国内に保存されていなくともそれは同様である」との主張を発表した模様(Ars Technica、Slashdot)。
4月に米下級判事が米国の捜査令状で米国外のサーバーに保存されたデータの開示を求めることが可能との判断を出したが、政府の発表はこれを支持するものとなっている。
政府は詐欺やハッカー、薬物密売といった犯罪を取り締まるためと主張しているが、これにより、たとえば米政府が日本国内にあるデータセンターのデータを強制的に提出させる、ということも可能になる。これを受け、『実質的に米国と関係する世界中のほぼすべてのサーバーを対象として政府が「がさ入れ」を可能にするものだ』といった旨の批判が出ている。
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