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柏の葉スマートシティの街づくりは第2ステージへ 三井不動産、駅前中核街区をオープン
三井不動産が、千葉県柏市で進めている「柏の葉スマートシティ」の駅前中核街区「ゲートスクエア」が8日にオープンしたが、それを機に同社は、街づくりの第2ステージとして、2030年に向けて「イノベーションキャンパス構想」に基づく事業を推進する方針である。
第2ステージでは、ゲートスクエアを中心に整備した、最先端のスマートグリッド(エネルギーネットワークシステム)を始めとするスマートシティの機能を、街全域(約300万m2)に広げるとともに、行政・民間・大学が連携しながら、次世代ライフサイエンスの産業創造拠点の開発などを進めていくことにしている。
イノベーションキャンパス構想は、千葉県、柏市、東京大学、千葉大学が共同で策定した「柏の葉国際キャンパスタウン構想」の駅前街区周辺ゾーンに、住宅一体型の研究開発複合拠点づくりを目指すものである。
柏の葉スマートシティの街づくり第2ステージでは、開発期間を2014年~30年とし、300万m2の地域に、居住人口約2万6000人、就業人口約1万5000人、来街者数年間約1000万人の街を目標としている。
三井不動産は、2005年のつくばエクスプレスの開業以降、柏の葉スマートシティの街づくりの第1 ステージとして、柏の葉キャンパス駅周辺の4つの街区を「先行モデルエリア」と位置付け、環境共生・健康長寿・新産業創造をテーマに、街づくりに取り組んでいる。(記事:南条 誠・記事一覧を見る)
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