Oculus Riftの新型デバイス「DK2」、転売業者が殺到したため中国への出荷をすべて停止

2014年7月7日 12:34

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記事提供元:スラド

90 曰く、 VRゴーグル「Oculus Rift」を開発する米Oculus VRは、転売業者の購入が多すぎるとして中国への出荷をすべて停止したようだ(Eurogamer予約がキャンセルされたユーザのRedditへの投稿)。

 DK2は第二世代の開発キットで、有機EL表示器を採用、パネルに表示をホールドする時間を短縮した上、カメラと赤外線マーカーによる位置捕捉を追加し、3D酔いを大幅に低減したという新型。Oculus VRはこのモデルの次のバージョンを一般向けに市販するとしている。

 日本でもOculus Riftを輸入代行する、代理販売するなどと称する業者が出ているが、そもそもOculus VRは日本からの注文を直接受け付けており、DK2は日本へ優先出荷するとしている(Game Watchのインタビュー)。輸入代行は余分なトラブルや延着の元でもあり、購入を検討している読者は注意されたい。

 ちなみに、Oculus VRの創業者であるPalmer Luckey氏はVRデバイスが登場するライトノベル「ソードアート・オンライン」のファンでもあるとのことで、先日は原作者の川原礫氏とアニメエキスポでの面会が実現したそうだ(写真)。

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