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「35歳を超えると妊娠しづらくなる」説、現代における統計的な根拠はない?
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 「女性は35歳を超えると妊娠しづらくなる」という話があるが、これは実際には誤っているという話が日経ビジネスで紹介されている。
「35歳がタイムリミット」説は、1600~1700年代のフランスの地方が取っていた出産統計や、1800~1900年代の女性を対象とした研究が由来で、現代では事情が異なっているそうだ。これを知ったサンディエゴ州立大学のJean M.Twenge氏が調査を行ったところ、「自然に妊娠しづらくなる」と明言できるのは40歳以降という結論が出たという。
また、「35歳以上はダウン症の子供が生まれる確率が上がる」という話についても、その要因として加齢の比重が高まるのは40歳~41歳ぐらいからだそうだ。
そもそも、女性の年齢と出産に関するデータが少ないというのが、このような誤った説が出る原因だった模様。とはいえ、出産後の子育てには体力がいるわけで、その面で年齢を考慮すべき必要はあるとされている。
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