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Amazon、退職後すぐにGoogleに転職した元社員を契約違反で訴える
eggy 曰く、 Amazonが、退職後すぐにGoogleに転職した元社員を訴えている模様(Seattle Times、Slashdot)。
訴えられたのは、Amazon Web Serviceで事業開発のポジションに就いていたZaltan Szabadi氏。氏は5月よりGoogleのクラウドプラットフォームで同様のポジションに就いている。
Amazon側の主張によれば、Szabadi氏はAmazonに就職した2008年、秘密保持契約書と非競争契約書に署名しているとのこと。この契約書には、企業秘密や機密情報を競争企業に漏らさないことが規定されていた。また、もしAmazonを退職した場合には、Amazonで一緒に仕事をしたことのある人とは12か月間は取引を行わないこと、また、競争企業への就職は18か月間以内には行わないことも明記されていた。つまり、Amazonを退職後すぐにGoogleに就職することは契約違反になるとのこと。
いっぽうSzabadi氏側は、氏は確かに契約書にサインしたものの、Googleで使うのは一般的な知識や技術であり、Amazonの企業秘密はGoogleでの仕事に利用しないと主張している。また、Amazonの不作為約款そのものが行き過ぎており、非道徳的なビジネス習慣であるとも述べている。
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