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ヤフー:KCカードの事業買収でクレジットカード事業に参入、取得価額は227億円
【6月25日、さくらフィナンシャルニュース=東京】ヤフー(東1:4689)は25日、Jトラスト(東2:8508)の連結子会社であるKCカード社のクレジットカード事業を、227億1500万円で買収すると発表した。
KCカード社は、新たに設立する予定の子会社ケーシーに、「KCカード」ブランドを中心とした一部の事業を会社分割(吸収分割)により承継する予定で、ヤフーはこの新会社の普通株式1300株(議決権所有割合の65%)を227億1500万円で取得する。株式譲渡日は2015年1月5日となる予定。なお、残り700株(議決権所有割合の35%)をソフトバンク・ペイメント・サービスが取得する見込み。
ヤフーは、2013年10月にeコマース事業における新戦略を発表して以来、「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」をはじめ、eコマースの取扱高を順調に伸ばしている。eコマースの利便性の向上や、取扱高の拡大をさらに加速するとともに、ヤフーが保有する資産やノウハウとのシナジーが見込める決済金融領域を次の新たな事業の柱とすべく、クレジットカード事業を核とするケーシーの株式を取得し、連結子会社化することを決定した。
同社では今後、これまで「Yahoo! JAPAN」で培ってきたインターネットの技術力や多くの自社サービスとのシナジーに加え、「Tポイント」との連携を強化することで、利用者(カード会員)および加盟店それぞれに対して付加価値の高いサービスを提供していくとのこと。また、将来的にはクレジットカード事業のみならず、オンライン決済時代に最適なソリューションを総合的に提供するとしている。なお、具体的なサービスの内容に関しては、子会社化の完了および新サービスの提供の際に発表するという。【了】
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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