中国政府、Microsoftのライセンス契約に含まれる特許の一覧を全公開

2014年6月19日 11:00

印刷

記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 中国商務省の公式サイトが、Microsoftのライセンス契約に含まれる特許の一覧を全公開した。こうした特許はAndroid陣営に対する訴訟取引などに影響することから非公開とされてきたようだ。今回発表されたリストには、Microsoftが開発してきた技術だけでなく、ノキア買収時の際に提出された特許のリストなども含まれているという(Ars TechnicaGigazineSlashdot)。

 公開された特許は全部で310種類。内訳はスマートフォンに使用される標準必須特許が73件、Android OSに実装されている特許が127件、出願中および取得済みの非標準必須特許が100件となっている。

 「カスタムローカル検索」や「ワイヤレスネットワークのユーザーの位置検索およびトラッキング」といった特許は今まで一切公開されていなかったとしている。

 スラッシュドットのコメントを読む | YROセクション | マイクロソフト | パテント | 中国

 関連ストーリー:
テスラモータース、すべての特許を無料公開へ 2014年06月16日
ニコンvsシグマの手ぶれ補正特許訴訟、シグマに対し約15億円の支払い命令 2014年02月17日
Google、Motorola MobilityをLenovoに売却。ただし特許などは含まず 2014年01月30日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事