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国際宇宙ステーションで煙発生 大事には至らず
Image credit: NASA[写真拡大]
国際宇宙ステーション(ISS)で6月10日、煙が発生した。原因はすぐに解決され、また煙も消散したため、大事には至らなかった。
米航空宇宙局(NASA)によれば、東部夏時間2014年6月10日14時40分(日本時間2014年6月11日3時40分)、ISSに滞在している宇宙飛行士が、ロシアのズヴェスダ・モジュールで煙が発生しているのを発見したという。宇宙飛行士たちは直ちにマニュアルに従って行動し、その後ズヴェズダにある水再生ユニットのヒーターが原因であることが突き止められた。水再生ユニットは、船内の空気に含まれる水分や、宇宙飛行士の尿を、飲料可能な水にリサイクルするシステムである。
水再生ユニットはすぐさまスイッチが切られ、ファンとフィルターを使い、煙のろ過が行われた。またISSの各所で空気品質の調査が行われた。
ロシア連邦宇宙庁によれば、ヒーターは交換されるだろうと述べている。
写真=NASA
■Smoke Detected Aboard Station Tuesday; Crew in No Danger | NASA
http://www.nasa.gov/content/smoke-detected-aboard-station-tuesday-crew-in-no-danger/#.U5rBaLFLFwE
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