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東芝が水晶並みの精度を持つシリコン半導体発振器を開発
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 東芝が水晶発振器並の精度を持つというシリコン半導体発振器を開発した(プレスリリース、日刊工業新聞)。
「CMOS発振器の発振周波数の温度特性を高精度に校正する技術」を開発し、これによって校正を行うことで、±100ppm(0.01%)以下という水晶発振器に迫る精度のCMOS発振器を実現できたという。具体的には、チップ内にヒータと温度計が搭載されており、チップ温度を変更しながら発信周波数を計測して校正を行うという。
さらに、水晶発振器の出力周波数は固定だったが、このCMOS発振器は2MHz~40MHzの間で40Hz刻みで出力周波数を設定できるという。製品化は2~3年後を目指しており、従来の水晶発振器の3分の1サイズを目指すほか、システムLSIへの内蔵も進めるという。
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