丸紅、北海道清水町のメガソーラーで竣工式

2014年6月4日 13:31

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丸紅が竣工式を開催した十勝清水第四発電所

丸紅が竣工式を開催した十勝清水第四発電所[写真拡大]

  • 丸紅が竣工式を開催した十勝清水御影発電所

 丸紅は4日、100%子会社の三峰川電力が北海道清水町に建設した太陽光発電所の竣工式を開催したと発表した。合計出力4.3MW(メガワット)で、年間発電量は、一般家庭約1,300世帯分に相当する年間電力消費量を見込む。

 同事業は、清水町の協力のもと遊休地5箇所を賃借して、メガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設・運営するもの。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し、北海道電力へ売電する。事業主は三峰川電力が100%となる。

 発電所は、上川郡清水町清水内に位置する十勝清水第一、第二、第三、第四発電所と、上川郡清水町御影内に位置する十勝清水御影発電所の計5個。

 丸紅の国内メガソーラー事業は、今回の事業の他、大分県の82MW、宮崎県の1.1MW案件が既に商業運転を開始しており、三重県・愛知県にまたがる木曽岬干拓地での49MW、宮城県岩沼市での28.3MW、福島県いわき市での2.2MW案件の開発を進めている。そのうち、今回の事業と福島県いわき市での2.2MW案件を三峰川電力が手掛けている。

 三峰川電力は、中小水力発電を中核事業として、メガソーラーを含めた環境負荷の少ない再生可能エネルギー利用の普及に今後も積極的に取り組んでいくという。

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