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蜜矢 孤独な自転車ツアー最終週へ「5月で活動休止になっても……」
BiSのサウンドプロデューサー 松隈ケンタ&悪徳マネージャー兼仕掛人 渡辺淳之介が手掛ける妄想シンガー 蜜矢。デビューアルバム『いけないmagic』を引っ提げ、北上チャリンコツアーを敢行しているが、その心境や状況を綴った本人レポート第4弾が到着した。
<最終週に挑む「自分の帰りを心から待つ人はいるのだろうか」>
26日間、自転車を漕いで歌って、という生活をしてきましたが、今週土曜日の31日でそれも終わりになります。始めは早く帰りたくてしょうがなかったのですが、今は帰りたくないというのは嘘になりますがもっと鍛錬していたいという気持ちもあります。
27時間路上ライブをした。30回Super lifeを歌った(http://bit.ly/1lidfon)。なんばhatchに立たせていただいた(http://bit.ly/1okFUyn)。ありがたいことに以前よりも多くの方に認知していただくようになりました。でもまだまだこの旅で歌い続けることで、自分の帰りを心から待つ人はいるのだろうかと不安になります。東京まで自分の活動や歌が届いていますか? まだまだ届いていないと思います。もっと「蜜矢の曲聞いて今日も頑張ろう」と思ってくださる方が増えていけるようにしたいです。
<1日1日の路上ライブを死ぬ気でやり切ります
必死に歌って必死に声枯らしていきます>
路上ライブをしているとSNSを見てわざわざ駆けつけてくださる方が増えました。しかしまだ自分の実力不足で毎回多くの方に足を止めていただくというわけにはいきません。それが申し訳なくて、情けなくて自分の非力さに恥ずかしい時もあります。しかし聞いてくださる方が1人であろうが2人であろうが、全力で歌うことには変わりはありません。人がいない時こそ自分の全力を振り絞って1曲1曲歌えば通りすがりの方も足を止めていただくことができるようになりました。それを常にできるようにして聞いてくださる方を振り向かせていきます。
最後に最終週への意気込みとして、もうこの5月で、1日1日の路上ライブを死ぬ気でやり切ります。自分は頭が悪いのでそれしかできません。器用で効率のいいことができません。毎回完全燃焼して5月で音楽活動を辞めてもいいと思えるほど、必死に歌って必死に声枯らしていきます。不恰好でもいい。恥ずかしくてもいい。恥ずかしいからといって無意識に一歩下がってしまう自分が本当に嫌いです。帰ってきたら必ず「蜜矢変わったね」「蜜矢の曲を毎日聞いてるよ」と言われるように頑張り続けます。
その結果もし万が一5月で活動休止になっても…許してください。笑 頑張ります。応援よろしくお願いします。
<蜜矢とは?>
蜜矢は“人間の本音”を歌う妄想シンガーで、4月30日発売のミニアルバム『いけないmagic』にてつばさレコーズよりデビュー。同作のリード曲「Super life」のミュージックビデオ(http://bit.ly/1iyZdjc)は、山の手線の電車内~渋谷スクランブル交差点のど真ん中で「Super life」を歌う蜜矢の姿が、楽曲のピュアネスと相まって涙を誘う問題作だ。それに続く2曲目「宮澤」(http://bit.ly/1ooSMnR)は、大嫌いな宮澤を辛辣な言葉でこきおろしており、メロディーと「早く消えろよ」という歌詞が癖になる楽曲となっている。
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※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。
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