アメリカ人に嫌われるISPやケーブルテレビ産業

2014年5月23日 12:39

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 米国内のISPやケーブルテレビ・プロバイダに対する評価は前年よりも悪くなっているようだ。火曜日に発表された顧客満足度調査によると、ISPに対する票は100点満点中63ポイントという結果になった。前年度にくらべて3.1%の減少となっている。同じくケーブルテレビ・プロバイダに対しては65ポイントで、こちらも前年よりも4.4%減少しているという。米国一のワースト企業としても取り上げられたComcastとTime Warner Cableは不満を持っている顧客の多い企業となっている(CNETACSI顧客満足度調査slashdot)。

 悪化の理由としては、こうした会員制有料テレビ放送プロバイダーの派手なビデオ・サービスは、ネットフリックスやHuluのようなネット系にビデオサービス供給者を脅かし、ISPのネットワークインフラに負荷をかけていると考えるユーザーが多いからだという。またインターネット速度と信頼性の面でも不満が多いことも理由とされているようだ。

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