中国政府、政府系機関のWindows 8インストールを全面禁止へ

2014年5月22日 12:03

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 中央国家機関の政府購買センターは20日、公式サイト上で政府系機関でのWindows 8のインストールおよびインストール済み機器の購入を禁止する通達を出した。サーチナによると、通達では「国家機関が公募入札で省エネ製品を購入した場合、いかなるコンピューター製品にもWindows 8をインストールしてはならない」としている(サーチナTechCrunchITWorldslashdot)。

 こうした通達が出た理由についていろいろな憶測が出回っている。主要なものは中国政府はMicrosoftがWindows XPのサポートを打ち切ったことに不満を抱いている、中国政府が新規購入のWindows価格が高いと不満を漏らしている、先日の中国軍ハッカー5人が米国から訴追されたのが原因というもの。このほかにも、Windows 8にはソリティアが入ってないからじゃねというツッコミもある模様( KINBRICKS NOW)。

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