格安スマートフォンは世界を変えるか

2014年5月22日 06:00

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 slashdot記事「Why Cheap Smartphones Are Going To Upset the Industry」より。

 2年で200ドルという格安スマートフォンを契約した人々は、その選択が失敗であったと考えることが多いという。600ドル前後のハイエンド製品を購入した方が快適だからだ。しかし、そうした状況は変わりつつあり、現在のスマートフォンは200ドル未満の製品でも十分な機能を持ってきている。こうした経緯はどのPCでもほとんどの最新ソフトウェア(最先端のグラフィックスを備えたゲームを除く)を実行する実力を持っているPC産業に似ており、最新ハードウェアを求め続けるニーズは激減した(WIRED)。

 AppleやSamsungなども含め、スマートフォンでも同様の状況になりつつある。とくに大きな感化に繋がると考えられているのが発展途上国だ。エリクソンによるとスマートフォン加入者は発展途上国の成長により、今後5年間で59億ユーザーに達すると予想されている。膨大な人々が最初のスクリーンとして安価なスマートフォンを選択することになるだろう。こうした途上国では50ドルのIT携帯電話は変革に繋がると考えられる。

 スラッシュドットのコメントを読む | モバイルセクション | ビジネス | 携帯電話

 関連ストーリー:
Mozilla、25ドルの「Firefox OS端末リファレンスモデル」を発表 2014年02月26日
2013年第3四半期のスマートフォン出荷台数、世界合計で2億5千万台を超える 2013年11月02日
Google、Android の戦略を変更 2012年05月21日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事