長期データ保存用光ディスク媒体の寿命を推定するための試験方法がJIS規格化される

2014年5月20日 20:03

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記事提供元:スラド

 「長期データ保存用光ディスク媒体の寿命推定のための試験方法」がJIS規格に新たに追加された。これは2014年5月に制定されたもので、規格番号は「JIS X 6256」(経済産業省の発表付属資料PDF)。

 JIS X 6256は、2011年に制定された光ディスク媒体の新しい寿命推定試験に関する国際規格「ISO/IEC 16963」と整合するJIS規格で、「保存した情報の復元性に対する期待寿命を推定するための加速劣化試験方法」を規定するもの。この規格では光ディスクに保存したデータの95%が残存する時間(95%信頼性下限値)を光ディスクの期待寿命とし、それを推定する方法が規定されているとのことだ。

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