三菱ふそう、アフリカ向戦略車「FUSO」トラックをジンバブエで発表

2014年5月20日 21:24

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三菱ふそうトラック・バスがジンバブエに投入した大型トラック「FJ」

三菱ふそうトラック・バスがジンバブエに投入した大型トラック「FJ」[写真拡大]

 三菱ふそうトラック・バスは20日、アジア・アフリカ向戦略車「FUSO」トラックをアフリカのジンバブエで5月14日に公開したと発表した。

 今回発表した戦略車は、FUSO中型トラック「FA」・「FI」と、大型トラック「FJ」。ケニア、ザンビア、タンザニアに次いで、アフリカ4カ国目の市場投入となる。

 三菱ふそうは、アフリカ30カ国以上で商品を展開しており、ジンバブエでの「FUSO」トラック投入で商品ラインナップを拡充する。また、今後ウガンダ市場にも投入予定で、既に現地販売店からの受注があったという。

 今回の「FUSO」の発表について現地販売代理店のZIMOCO社のBob Crossley氏は、「FUSOの新商品は、信頼性と高い積載量を備えるとともに、優れた燃費性能とメンテナンスコストの低減を両立しています。ジンバブエのお客様のニーズにマッチした商品です」と述べた。

 三菱ふそうは、企業ビジョン「FUSO 2015」で「海外事業の収益性改善」を活動の柱として取り組んでおり、2015年までに「販売台数を年間20万台まで増加」を目標としている。

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