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Samsungの半導体工場における従業員の血液系疾患問題が明らかになる
記事提供元:スラド
eggy 曰く、 韓国の器興および温陽にあるSamsungの半導体製造工場にて、従業員が白血病やリンパ腫といった血液系の疾患を発症した被害が報告されているそうだ(IT World、slashdot)。
Samsungは被害者及びその家族に対して「心からのお詫び」を表明している。また、現在病気と闘っている被害者及び死亡した従業員の家族に対して補償を行うとしている。血液系の疾患を発症した事例は26件報告されており、すでに10人が死亡しているそうだ。ほかにも、流産、不妊症、脱毛症、腎臓病、肝臓病が報告されているという。
半導体産業における労働者の健康及び権利を守る団体(SHARPS)は、「Samsungの半導体製造工場は危険で有害だ」という。チップの製造に使われる化学物質は工場で働く従業員に開示されておらず、また工場の無菌室は従業員の健康よりもシリコンウエハの保護を優先するよう設計され、毒性のあるガスの除去は行われていないという。しかも最近設置されたばかりの保護装置も、生産速度を維持するため頻繁に電源を切るよう強制されているとのこと。
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