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BMW、カーボンファイバーを増産へ 自動車への採用が進む
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 ドイツBMWグループと炭素製品メーカーのドイツSGLグループは、炭素繊維(カーボンファイバー)の生産能力を3倍にすると発表した(日経テクノロジー、MOTOR AUTHORITY、slashdot)。
現在、同工場ではBMW社のために二つのラインが稼働しており、炭素繊維を年間3000トンを生産している。現在、生産量を年間6000トンに倍増するため、第3および第4の製造ライン増設中。こちらは2014年夏に稼働を開始する予定。さらに、製造量を年間9000トンにするため、第5、第6ラインを増設することが決定しており、2015年初頭には第6ラインまですべて完成する見込みとしている。
同工場ではCFRP(炭素繊維強化樹脂)の生産も行っており、すべてBMW社の「i」シリーズに使われている。今後、BMWはほとんどのラインナップで炭素繊維が使われることになる。炭素繊維がアルミニウムのように一般的に使用される可能性が高まってきている。
BMWは2009年に炭素繊維強化樹脂(CFRP)を量販車に使用することを発表、2014年現在で実際に採用された量販車が登場している。また、カーボンファイバー製のホイールの実用化も近い将来行われるという。
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