20世紀アメリカモダンデザインの立役者「ジョージ・ネルソン展」目黒区美術館で開催

2014年5月11日 15:20

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記事提供元:ファッションプレス

家具メーカーであるハーマンミラー社のデザインディレクターを長年務め、イームズ夫妻やイサム・ノグチ、アレキサンダー・ジラードらの才能を見出したことでも知られるジョージ・ネルソン。いわば、20世紀のアメリカのデザインの立役者。2014年7月15日(火)から9月18日(木)まで目黒区美術館にて開催される「ジョージ・ネルソン展―建築家、ライター、デザイナー、教育者」は、そんな彼の魅力がじっくりと味わえる展覧会だ。


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会場に足を踏み入れると、多くの作品が並ぶ空間が広がる。展示されるのは、ヴィトラ・デザイン・ミュージアム所蔵のジョージ・ネルソン関連コレクションを中心とした約300点のコレクション。初期の製造品やプロトタイプを含むヴィンテージの家具、建築模型グラフィックデザイン、そしてネルソン自身がプロデュースした映像の数々。「マシュマロ・ソファ」や「ココナッツ・チェア」、「バブル・ランプ 」などの名作からは、彼の現代的なデザイン哲学や仕事へ向き合う姿勢が垣間見える。


また、インテリアデザイナーとしてだけでなく、ライター、編集者、講演者、展覽会デザイナーとしても手腕をふるったというジョージ・ネルソン。そんな彼の素顔に迫る展示にも注目だ。イェール大学で建築の学位をとり、ローマのアメリカン・アカデミーで学んだ後、ニュー ヨークで建築事務所を設立。建築雑誌の編集長を務めたほか、デザインの本質を語る多くの著書も刊行してきたという彼のあまり知られていない部分が、多くの資料を通して明らかになる。


本展は、ドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアム(Vitra Design Museumによる国際巡回展のアジア巡回の一環として、オーストラリア、香港に続き開催されるもの。広く名が知られながら、これまで本格的に紹介されたことのなかったジョージ・ネルソン。その彼の初となる大規模な展覧会は必見だ。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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