丸紅、福島県いわき市の2.2MWメガソーラーを建設開始

2014年5月9日 10:17

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 丸紅は8日、福島県いわき市のメガソーラー(大規模太陽光発電所)プロジェクトで、建設を開始したと発表した。同発電所は、100%子会社の三峰川電力が運営し、11月の運転開始を予定している。

 同発電所は出力が約2.2MW(メガワット)、年間発電量の合計は約250万キロワット時を見込んでおり、一般家庭約700世帯の年間電力消費量に相当する。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度により売電し、完工後20年間発電事業を実施する。

 丸紅は、三峰川電力が持つ50年以上にわたる水力発電所運転のノウハウに加え、昨年12月から北海道清水町で運転開始した約4.3MWのメガソーラー運転経験を生かし、長期間にわたり安定した運転を行っていくとしている。

 丸紅はこのほか、国内のメガソーラーとして、大分県の82MW、宮崎県の1.1MW案件で商業運転を開始しており、三重県・愛知県にまたがる木曽岬干拓地での49MW、宮城県岩沼市での28.3MW案件の開発を進めている。

 丸紅は、メガソーラーのほかに、中小水力発電、風力発電や地熱発電等も手掛けており、環境負荷の少ない再生可能エネルギー利用の普及に、今後も積極的に取り組んでいくとしている。

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