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ゲーム開発者はゲームの「筋書き」を過大評価している?
insiderman 曰く、 先月に開催されていたゲーム開発者向けイベントGDCで、人気対戦型ゲーム「League of Legends」を開発しているRiot Gamesの開発者やMicrosoft Game Studioの開発者らが、「ゲームのプロットは過大評価されているのではないか」と語ったという(IGN)。
Microsoftが行った調査によると、プレイヤーの多くはゲームの筋書きをあまり覚えていないという。調査では「好きな映画」や「好きなTV」についてその筋書きを尋ねたところ正確かつ詳細な解答が得られたのに対し、「好きなゲーム」の筋書きを尋ねた場合は不正確であまり詳しくない解答しか得られなかったそうだ。
ただ、ゲームのキャラクターについては十分に記憶されていたという結果も得られたということで、ゲーム自体が記憶に残っていないということではないようだ。ゲームの筋書きが記憶に残りにくいのは、プレイヤーはストーリーを追うと同時に操作を行わなければならず、そのためにストーリーが記憶に残らないと考えられるようだ。
また、多くのプレイヤーがゲームを最後までプレイしていないことにも言及されている。これらから、「ゲームのプロットは重要視されすぎている」とし、(ストーリーよりも記憶に残りやすい)キャラクターやゲーム体験により注力し、あまり複雑なストーリーにはしないようにするべきと結論付けている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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