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腸内に「振動するカプセル」を入れて慢性的な便秘を解消するという新療法
記事提供元:スラド
danceman 曰く、 緩下剤や食物繊維飲料、浣腸といった一般的な便秘解消方法でも解決できない慢性的な便秘に対し、「振動するカプセル」を使って治療するという新療法が米シカゴ市で開催されているDigestive Disease Weekで紹介されたそうだ(CNET)。
この振動するカプセルは2cm程のサイズで、飲み込んでから6~8時間後、食べた物がちょうど小腸や大腸に到着する時間に振動を開始するようになっており、その刺激で腸が収縮し、便が消化管をより効率的に移動するのを助けるそうだ。
テルアビブ・ソウラスキー・メディカルセンターが行った研究では、慢性的な便秘患者26人を対象に1週間に2回この振動カプセルを飲ませた結果、平均週2回だった便通の回数が、2倍の4回に増えたとのこと。排便に困難を伴う傾向もほとんどなく、悪い副作用を報告した参加者もいなかったという。
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