60年代女の子映画の決定版『ひなぎく』 渋谷ほか全国で上映

2014年5月4日 16:10

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記事提供元:ファッションプレス

チェコの60年代ヌーベルヴァーグの傑作映画「ひなぎく」が、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムでで上映される(レイトショー)。期間は2014年5月10日(土)より30日(金)まで。チェコアニメーションの新たな巨匠イジー・バルタ監督の初期の傑作短篇と合わせたもので、その後、大阪、名古屋、札幌などでも順次上映される予定だ。


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50年近く前に制作された映画であるにも関わらず、ファッション、メイク、インテリア、セリフは古びることを知らない「ひなぎく」。アートやファッションに敏感な女性達が「大好きな映画」と絶賛する60年代女の子映画の決定版。


金髪のボブにひなぎくの花輪をのせた姉(マリエ1)、こげ茶の髪をうさぎの耳のように結び、レースのショールをまとった妹(マリエ2)。2人は男たちをだまして食事をおごらせ、だけれど嘘泣きの後、笑いながら逃げ出していく。2人は明るくて自由。牛乳のお風呂に入り、グラビアを切り抜き、部屋の中で紙を飾って燃やしてしまう…。


色ズレやカラーリング、実験的な光学処理など、60年代的な自由に満ちあふれた映像や音楽も魅力。「ひなぎく」は、社会主義体制の60年代、表現の自由が抑制されていたチェコにおいて生まれた映画であることにも注目。端々のシーンには、さまざまなメタファーが隠されているに違いない。


なお、あわせて特別上映となるのは、イジー・バルタ傑作短篇アニメーション。多彩な技法でチェコの人形アニメーションの伝統を革新しながら継承するイジー・バルタの初期の傑作は、今回が日本最終上映だ。『笛吹き男』は国内外で合計11の賞を受賞し、カンヌ国際映画祭の招待作。毎回異なるアニメーション技術に挑むバルタ監督の作品は、発表される作品が常に国内外の賞を受けるなど高い評価を得ている。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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