地球への隕石衝突はそれなりの頻度で発生している

2014年4月28日 14:44

印刷

記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 小惑星が地球に与える影響は予想よりも大きいようだ。米国を拠点とする核実験の監視グループ「B612ファウンデーション」は、2000年から2013年の期間に地球上で発生した1~600キロトンクラスの爆発を26回検出している。これは核爆発によるものではなく、隕石の激突によるものだという(ReutersThe B612 Foundationslashdot)。

 同財団の公表したリストによれば、10~20キロトン級の隕石が8回ほど落下しているようだ。1945年に広島に落ちた原子爆弾が15キロトンのエネルギーであることを考えるとその影響は大きい。B612ファウンデーションを率いる元宇宙飛行士のEd Lu氏は、隕石の衝突がまれにしか起きないというのは誤解だと主張している。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球 | 宇宙

 関連ストーリー:
恐竜の絶滅は、隕石の衝突による酸性雨などが原因だった説 2014年03月10日
ロシアに落下した隕石の一部回収。重過ぎて重量計が破損 2013年10月22日
地球の生命誕生は火星の隕石がきっかけという新説 2013年09月03日
ロシアの隕石クレーターに大量の衝突ダイヤモンド 2013年02月25日
「隕石で死ぬ確率」は落雷より高い? 2013年02月22日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事