運転中の携帯電話よりも運転中の「友人との馬鹿騒ぎ」の方が高リスク

2014年4月24日 17:01

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 運転中の携帯電話の操作は危険だと言われているが、それよりも社内で友人などと大騒ぎしているときの方が遥かに危険であることが分かったそうだ(Science)。

 米ノースカロライナ大学のハイウェイ安全研究センターが行った調査によるもの。この調査では、免許取りたての高校生52人の乗用車にドライブレコーダを6ヶ月間設置し記録を取ったという。その結果、車のコントロールパネルを操作したり飲食を行うことと重大事故との強い関連はみられなかったが、同乗者が大声で会話しているときは重大事故を起こすリスクが6倍に跳ね上がったとのこと。また、携帯電話の操作ではリスクは2倍になるのに対し、「ばか騒ぎ」はリスクを3倍にするという結果も得られたそうだ。つまり、若者特有の会話や騒ぎ方は携帯電話の操作よりも事故リスクを高めることが分かったという。

 ちなみに米国では運転免許をとったばかりのドライバーが車に同乗させて良い十代を1名に限定している州が43あるとのことで、この法律は非常に理に適っているとのことだ。

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